『みんなの英語脳 -Prime-』

義務教育の英語から脱却して、グローバルスタンダードの英語を手に入れるレッスン

星空がきれい

富士山のふもとの乗馬施設に来ています。

馬と人と犬、空気感が温かい。

都会の喧騒を忘れることは、

時に必要なんだなと感じ中。

 

360度山で囲まれていて、

天空には満点の星空。

 

地球に住んでることを実感します。

守ろうとか、改善しようとか。

そんな気持ちになりました。

自分事化するには?

前回の記事では、

自分事化するために心やアイデンティティが必要だと書きました。

 

心やアイデンティティを得るためには、

他人から承認されることが

一つのきっかけだと思うんです。

 

「ありのままでいいんだよ」とか、

「感情をそのまま出していいんだよ」と。

(個人的な体験談です)

 

前回の記事を書いたあとに行き着いたのが、

スーザン・ケインさんの動画でした。

 

外向型の人が社会的に正しいとされるなかで、

内向型の人は自信を持てなかった。

ただ、それは何も気にすることはなく、

内向型の人だけが果たせる役割がある、

という話です。

 

私はアメリカ留学をしましたが、

典型的な日本人であり、典型的な内向型です。

そんな人間だったからこそ、

自分を変えたくて留学したのかもしれません。

 

今、外向型の人が築きあげてきた、

資本主義という成功ルールに限界が来つつあります。

人口問題や資源問題、AIの進化など、

人間社会は答えのない問題に直面しています。

 

我慢強く、一つのことに集中する、

内向型の人間がこれらの問題解決のきっかけを作るんじゃないか。

そう考えています。

 

そのためには内向型でも認められる教育環境を整備すること。

英語教育だけでは叶えられませんが、

私が目指すところはそこです。

無関心と他人事vs関心と自分事

今、世間の目は特に若い人に対して、

「社会に対して無関心」と見ている意見がよく目に留まる。

 

本当に無関心なのか?と考えると、

個人的にはそうではないと感じる。

関心自体はあるのだけれど、

ただ他人事と感じてしまっているのではないだろうか。

 

テレビ・インターネットで浴びるように情報が入ってくる。

 

自分の国から遠い世界のことや、

確実に起こると分かっていても数年先の問題など、

いろいろな情報を得ることはできる。

しかし身近な「自分事」に落とし込めないのである。

 

しかも、こと日本人の教育においては、

正解があることに対して得意である「正解主義」なので、

正解のないような今日の複雑な問題に対して、

関心はあっても見て見ぬふりをすることが多いのではないか。

 

いち個人が問題解決にあたる際に、

理想なのは「自分事」として問題に取り組むことだ。

自分事となれば、問題に対して危機感が生まれ、行動を生み出す。

 

自分事として取り組むためには、

もちろん知識を身に着ける機会がまず必要だが、

さらにその身につけた知識を基にした「思い」をぶつける機会の創出が必要である。

 

当事者意識となるには思いや心が大事。

日本人が心を持つためには何が必要なんだろう。

 

日本人が忘れてしまっているのは、日本人のアイデンティティだと考える。

それは海外から日本を第三者的に見たときに生まれることが多い。

自分自身の留学経験からもそう感じた。

 

留学先だったアメリカの片田舎アラバマでも、

日本の空手やアニメなどが浸透していてそれに対して熱中している人を見ると、

言語も距離も関係なく、日本の文化の偉大さを感じたものです。

 

少子化問題や日本人の内向き志向のために、

留学する若者の絶対数は減少傾向にあります。

 

国内にいながらにしても、

日本人であることの意味を見出すような

ムーブメントを起こす必要があります。

 

アイデンティティを持つことによって当事者意識が生まれ、

身の周りのことに自分事として接するようになり、

あらゆる問題に対してアグレッシブな活動ができる。

 

そんな人材を創っていきたいと考えています。

世代のクサビ役として

本日は、お味噌をメインとした日本の美食を通して、

日本の良さを広く伝えている方と打ち合わせしました。

 

お若く綺麗な女性なんですが、

なんと私と同じくらいの息子さんがいらっしゃって、

なるほど美魔女とはこういう方なんだろうなという女性です。

 

今回はその美食を世界に発信していくにあたり英語が必要なので

カスタマイズしたレッスンを、とのオファーでした。

 

このとき感じたのが、英語はもちろん大切ですが、

根底にあるのは「日本の未来を良くしたい」という気持ちです。

 

印象的だったのが、

「今は何となく不自由なく生きられていますが、

 目の前に必ず来る問題(少子高齢化など)への対応策が分からず、

 結果目を背けている人がたくさんいる。

 問題に対する答えがあるわけではないけれど、

 美食を通して文化や伝統に触れて、日本人としての自信を取り戻してほしい」

こんなお話でした。

 

今まで日本が飛躍的に成長したケースは2回。

明治維新の近代化と日米戦争後の高度経済成長期。

2回でも西洋・アメリカというお手本があり、

その成功法をなぞって成長を遂げました。

 

しかし今日本が置かれている状況に

「お手本」となってくれる超先進国はいません。

我々日本人一人ひとりがしっかりと考え、行動に移していかなければ、

日本は人口的にも経済的にも先進国から取り残されてしまいます。

 

私は英語を教えられるというスキルをもって、

この問題解決の一端を担えるよう、日々精進していきます。

言い切りと哲学

本日はストリートアカデミー経由にて、

【リスニング@新橋】TOEIC前日対策!Part3.4徹底レッスン

を行いました。

 

定員4名でのレッスンに、参加者4名。

それぞれTOEICや英語学習に想いのある方々でした。

レッスンへの姿勢も皆さん真摯な態度で打ち込んでいただき、

非常に有意義がレッスンを行うことができました。

 

明日TOEIC受けられる方々、自己ベストをたたき出せるよう、

力の限り頑張ってください!

 

さて、今回の参加者の方の一人から、

「英語を教えてる人で、この人は素晴らしいと思う方はいますか?」

とご質問いただきました。

 

とっさに出たのは愛用している本の著者である、

田中 茂範さんや安河内 哲也さん。

こういう質問は初めてだったので、本当にとっさに挙がったお名前でした。

 

とっさにあがったこのお二方において、私の中の共通点は、

「言い切りと哲学」

英語を含め語学学習に正解はないので、

ためになる学習法は「これだ!」と気持ちよく言い切る方は少ないです。

 

そして、たとえ言い切れたとしても、

その方の哲学や信念が分かるような学習方法でないと人は納得しません。

 

このお二人は私のような英語を指導する立場の人間でも、

「なるほど」とうならせる厚みや深みをもっていらっしゃいます。

(あったことないので書籍の印象です)

 

今現状の自分がお二人に劣っているとは思っていませんが、

貴重な経験から抽出されたエッセンスを活かして、

多数の方に英語の学習法を伝播されているのを感じると、

自分も必死になって頑張らねばと思うのです。

 

指導者はこうあるべきですね。